佐久穂中学校9年生を対象に「高齢者疑似体験」を実施しました 2025:06:06:09:01:14
2025.06.06
2025年5月30日(金)、佐久穂町社会福祉協議会は福祉教育の推進を目的に、佐久穂中学校の9年生約90名を対象とした「高齢者疑似体験」を実施しました。社協では、子供たちがさまざまな体験を通して「思いやりの心」「ともに生きていく心」を育むことができるよう、学びの場を提供しています。
授業では、四肢に装具を着用して階段の上り下りや歩行を体験するグループと、ゴーグルやヘッドホンをつけて視覚聴覚の不自由さを体験するグループに分かれて行いました。四肢に装具を着用するグループでは、利き手利き足に重りを付けたり、腰が曲がった状態で歩行したりすることで、高齢者の身体の不自由さを体験しました。ゴーグルやヘッドホンを着用するグループでは、文字を書いたり辞書を引いたりしながら、視覚・聴覚の制限が日常生活に与える影響を学びました。
参加した生徒からは、「高齢者の不自由さを実際に体験することで理解が深まった」「介助者の声掛けがいかに重要かを学んだ」といった声をいただきました。
社協では、今後も地域と積極的に交流しながら福祉の推進活動を行って参ります。